矢倉沢往還4 伊勢原市坪ノ内〜関本宿
坪ノ内 | 15:09 | 0歩 |
善波峠 | 15:50 | 4500歩 |
曽屋宿 | 16:19 | 7829歩 |
千村宿 | 17:11 | 13568歩 |
(電車利用) | ||
松田惣領 | 17:37 | 14912歩 |
関本宿 | 18:55 | 23523歩 |
坪ノ内〜曽屋宿
前回終了した坪ノ内バス停から再開。
気持ちの良い道… なのだが、一定間隔で「クマ出没注意」が立ってるので、手叩いたり声出したりしながら登る。
この石の辺りで行き倒れた旅人がいて、以来夜中に助けを求めるような声が聞こえるとか…((((;゚Д゚)))
畑の間を行く。善波川の対岸の国道では、大型トラックが重そうな音を上げながら峠道を登っていく。
この辺りは自動車も通行できるので、轍があるが―
車が入れない所まで登ってくると途端にナチュラルな道になる。
古道は左だが、ラブホテルの敷地に阻まれてるんだかで進めないそうなので、標識に従って大人しく右の国道に一旦出る。
隧道の上を越える古道の善波峠切通しと、首なし地蔵。
ダラダラと上る伊勢原側と違い、秦野側は急斜面をスッと下るので眺めが良い。
ちなみにこの辺りの地名は、名古木と書いて「ながぬき」と読む。
松田惣領〜関本宿
新松田駅前が古道、そして宿場筋。といってもこちらは江戸後期に拓かれたもので、古くはもう少し南側と通っていたらしい。
十文字橋で酒匂川を渡る。2日前にレスキュー隊が出動する程の豪雨があった影響で、濁流の勢いは尚も激しく、中洲には流木が引っかかっている。
開成町吉田島地区内は、小田急線に沿った細道を行く。県道720号の抜け道になっているのか、交通量は意外と多い。
開成町のご当地マンホール。
まもなく90度向きを変え、西に進む。
周辺に遮るものの無い直線的な道が急に曲がる不自然さ。何となくここで小田原方面への道が分岐していたのではないかと思ってみたりするのだが…
という思いに反し、ちょいちょい迷いながら関本に向かう尾根道に出た。
関本宿に入ると、旅籠・問屋などの跡地に高札形の板に筆書きされた案内が「関本宿を語る会」によって立てられているのが目を惹く。残念なのは、この時既に19時近くなっており、真っ暗で何が書いてあるか読めない事だ…orz
これは本陣跡を示すもの。
大名行列は原則として東海道を通ったはずなのに、なぜここに本陣が? と思ったら幕末期、御殿場視察と甲府城代赴任の際に小田原藩主が利用したんだそうな。
長い事歩いて疲れたし汗もかいたので、箱根湯本の日帰り温泉に寄り道して帰宅。