旅行

行きの大垣夜行に、コミケ帰りの遠征者と思しき人々が乗っていました。
南紀白浜では、温泉街から少しバスで行った所にある「まぶ湯」というバス停の名前に激しく惹かれて降りてみたくなったのですが、その先の行程に支障を来すので辞めました。


初日の宿は\3000のユースホステルでしたが、冷房\200/hがむかついたので、2人共半ば意地になり扇風機で一晩過ごしました。と言うか隣の部屋との境がふすま1枚ってのは有り得ません。まともに音出してオリンピックも見られませんよ。チェックイン後すぐ祭に赴いて10時まで外に居たから良いようなもので、そうでもなければとても居られた場所ではありません。まあ\3000だし、と開き直るしかありませんでした。


2日目の宿は川湯温泉の河鹿荘。民宿と併設で、その日のユース利用は我々のみ。熊野本宮や十津川方面に行く予定でもなければあまり行きたくない山奥ですが、バス停及び自販機コーナーまで20歩と言うロケーション。露天風呂はありませんが、そこは川湯温泉、目の前の川岸に公営浴場があります。また、シャワーにまで温泉を引くという贅沢ぶり。シャンプー等は民宿の宿泊者専用として設置されていますが、ユースの宿泊者が使ったところで何も言われません。料理は、一般的な温泉旅館並のものが\1000未満で提供されます。部屋は、冷房・TVフリーの6畳間を2人で占拠。以上2食・入湯税込で\5300。ここは是非ともお勧めしたい宿です。


本宮では雨に降られ、清流熊野は2つの台風直撃の影響で真っ茶色。熊野市の花火に向かう途中、新宮以降の各駅からのおびただしい乗客により12分もの遅延。単線なので交換待ちで更なる遅れを生むかと思いきや、逆方面の列車も尾鷲以降の各駅で人間缶詰合戦が起っていたらしく、熊野市駅にジャスト12分遅れで到着。遅れているにも拘らずすんなりと交換できるという罠。壮絶でした。


この日の宿舎名に「勝浦温泉」とあったのに騙された。確かに温泉郷の中に存在したが、このホテルへは引泉されていなかった。