迫り来る白原野

肉の石川

昨日15:40、みぞれの中、自宅を出発。入寮して9ヶ月、これが最後の帰寮となる。
途中アニメイト横浜により、ちらちらと商品を物色し、横浜線快速に乗り換える。
中山で、遂にみぞれがマジ雪にかわる。高速バスに乗ると、東名高速内低速車作業中などという電光掲示が。まさか除雪車じゃないだろうな。途中でバス降ろされて帰れませんとか勘弁だぞ。


御殿場IC周辺はすでに2〜3cmの雪化粧。とそこへ次々とやってくる、屋根に雪を満載した山梨県側からの対向車の数々。徐々に不安になってくる。
御殿場から6km、標高も上がり、雪の勢いも激しくなってきた。そこへ、須走IC手前の電光掲示板。

須走〜大月  ユキチェーン規制

キタ─wwヘ√レvv~(゜∀゜)─wwヘ√レvv~─ !!… …ちと待て、あの急勾配を大質量の高速バスがユキチェーンで登るのか?  これは心配だ。


須走インター前でタイヤチェックを受け、バスは雪の篭坂峠に挑む。この区間は登坂車線があるから本来2車線のはずだが、車線はおろか路面のコンクリートの色すら見えないから、誰も我々を追い越そうとはしない。対向車があの急な下り坂でいつスリップしてくるかもわからない状況で、乗ってるこちらが怖いのだから、運ちゃんのストレスたるや計り知れない。


トンネルに入る。バスはここぞとばかりに加速し、2kmの安全地帯を一気に駆け抜ける。
出口直前、バスは20km/h代まで減速し、静岡県側とは比べ物にならないかさの雪に乗り上げる。高速道路を30km/hで走る車列。これでも並走する一般道よりだいぶマシなのだろう。


山中湖のバス停に止まるため、一旦一般道に出る。信号でなんとか、停止線は全く見えない。
山中湖で3人を降ろし、残り9km、富士吉田IC目指して真っ暗な東富士五湖道に戻っていく。


富士急ハイランドに15分遅れで到着。除雪が間に合わないバスターミナルから、雪の少ない轍を辿って寮を目指して歩いた。