ドーピング:100m世界記録保持者ガトリンが陽性反応

テネシー大在学中の2001年に禁止薬物が検出され、資格停止処分を受けた。
…2度目の違反者は原則として永久資格停止にすると定めている。
…今回の陽性が確認されれば、規則通り永久資格停止にする方針を示した。この場合、世界記録も抹消されるとみられる。


「世界最速の男」称号返上の危機とあっては、元短距離ランナーの漏れが黙っちゃいませんよ。(何


これが故意によるものであれば悲しい事だが、彼はADHD治療薬を服用していたという話もあり、ADHD治療薬の中にもドーピング抵触物質があるという。
ドーピングの禁止は本来、薬物の濫用防止による選手の身体保護を第一義としているはずであり、医学的見地に基づく分量や調剤で処方されたものに対しても、ホルモン様物質の血中濃度という単一的な規制によってダメだしするのは、お門違いも甚だしいと個人的に常々思っている。


いずれにせよ、全ての選手や社会の利益となるような判断が行われるよう望むしかない。