漢方医学 vol.4

昨夜辺りからあまり鼻水が出なくなったので漸減している小青竜湯だが、“風邪ひいたときに葛根湯と併用するとどうなるのか”という、かねてからの疑問がこの講義で解けた。

麻黄に含まれるエフェドリン大量摂取により交感神経作用が強く現れるほか、甘草の過剰摂取により偽アルドステロン症状が発現する事があり、これらを含む薬剤同士の併用は厳重な注意が必要である。

葛根湯… 葛根、麻黄、甘草芍薬、桂皮、大棗、生姜
青竜湯…半夏、麻黄、甘草芍薬、桂皮、乾薑、細辛、五味子


危なかった… ((((;゜Д゜)))