2008年冬四半期アニメ感想

今回もGANSOタソの真似して書いてみる。
秋に比べ、悲惨なのがない代わりに飛び抜けて良いのもないという感じかな。

物語の括りだったせいもあってか、これまでのシリーズ2作のヒーリング要素をそのままに、見ていて昂揚感を覚えるシーンがふんだんに盛り込まれていた希ガス
終わってしまうのが惜しいシリーズだ。


GANちゃんも言ってるけど、醍醐味は何といっても夫婦漫才でしょ。w
原作を潰さないように… って雰囲気が感じられて、あと1歩吹っ切れてないように思えたのは残念。


  • CLANNAD    評価:★★★★

京アニクオリティは健在!
アフターストーリー制作が前提であるにも関わらず、あれだけのものを見せてくれる辺りは、やはり「ダ・メーポ」の斜め上を行く感じ。(x


とはいえ、物語を終結させる必要がない分「AIR」や「Kanon」に比べ若干の見劣り感が否めず、★5つは見送った。


描きたい事は何となく伝わるし、空気感もいいんだけど、如何せんその伝え方がネチっこいというか…
まぁ好意的に見れば、逆にその特殊性が「よくある恋愛ストーリー」と一線を画すポイントになっていたと言えなくもない。


「オムニバスかな?」と思いきや、見ていくうちに徐々に隠れていたストーリーの本線が見えてくる―  というのはよくある事だが、その「徐々に」の段階を無駄に引き延ばさなかったのはGJ。
ただ、ミカが結局あの後どうなったのか、最後にもうちょい匂わせて欲しかった。


ゲームストーリーに粘着せず、オリジナリティを出したまま最後まで駆け抜けた所にあっぱれ!
ウマい手を使いやがって… 10話終盤まで琢磨の目が見えてるものだと完全に騙され続けたぜ。w