精神科2週目

横浜に定刻で到着し、東横線ホームに移動すると、電光掲示板に「学芸大学駅で急病人を救護したため下り列車に遅れが出ています」との情報が流れる。
なんだ、下りか…  と片付けられる話ではない。下り電車がその遅れを保ったまま、元町・中華街から上り電車に引っくり返る訳で。



この時点では定刻で横浜を発車した急行電車。
菊名駅手前で数回に亘る抑止をくらい、
綱島で開いていた本を閉じざるを得ないほど車内が混みだし、
武蔵小杉で人の圧力で直立不能になり、
自由が丘からはリアルブートキャンプ化。orz


足なんて電車の床に申し訳程度に付いてるくらいで、30°くらい傾いだ体勢のまま前のロングシートに座っている人の頭越しに窓に両腕をついて身を支え、何度も赤信号で停まる間もひたすら耐える。



更に、身動きが取れない私の胸ポケット付近に前の人の肩が当たり、入っていたウォークマンの音量(+)ボタンにジャストヒット




久しぶりにアブミ骨筋反射という生体防御反応の存在を有難く思ったね。w
容赦なく鼓膜を叩き付ける大音量と人間の重圧に耐えながら、封じられた腕を必死に胸ポケットにのばして音楽をストップさせる。




横浜から51分かかってようやく渋谷に着いた時はホッとした。




あぁ… 井の頭線で明大前まで行けば、あと少しで目的地に着ける。

京王本線  車両点検のため上下線に遅れ


orz



予定より25分遅れて実習先の病院に到着。尤も、みんな巻き込まれたらしく、まだ半分も来てなかったが。



何だか行くだけで疲れてしまった2週目の実習初日だったが、雰囲気はとても和やかなもの。
曲がり角と間違えて壁に突進した准教授がお茶目すぎた。w


ただ、実習に来ていた6年生や他の医療スタッフの多さも手伝ってか、教授回診は総勢25名程度の大行列。精神科に特化した病院なだけに、患者さんも先週の実習先に比べると様々で、その点では刺激的だった。