一般外科途中経過

赤文字の日は、本来外科のオペがあるはずの日。

  • 初日

准教授が認定医試験の症例として使う為のビデオとか録ってたので、学生は術野に入らずに外から見学。尤も、腹腔鏡だから下手に術野に連行されるより、後ろからモニター見てた方が分かりやすい。

  • 2日目

MRさんが持ってきてくれる弁当ウマー!!
今回も人形町今半だぉ。


回診中、術後の患者さんの抜鈎をやらせてもらった。ペンチみたいなのを患者さんのお腹のホチキスにかけて握るだけだから割と簡単。

  • 3日目

担当患者のオペで術野に入り、糸結びを担当。とりあえず、糸が充分長ければそっぽ向いてでも結べるようになっておいたので楽勝。

  • 4日目

腹腔鏡手術の練習キットを使ってのクルズス。
手術中に先生がやってるの見てるとなんて事なさそうだけど、実際にやると糸を結んだり切ったりはおろか、針を人工皮膚に通すのですらかなり時間がかかる。

  • 5日目

私が所属する胃のチームだけオペがないので、大腸班のを見学。手術はまだ続いているのに途中でフェードアウトして昼飯食いに行ったりとかしてた。隣でやってた膵臓の手術は結局12時間かかったらしい。

  • 6日目

術野に入るつもりで手を洗ってきたら、既に先生が沢山いて学生さんが入る場所がないと言われる。
これも腹腔鏡だったので、後ろからモニター見ながら先生の説明を聴くだけでも状況が把握できた。

  • 7日目

担当症例のプレゼン。外科なので、術式の選択理由や方法を深く突かれ、解剖学的な配置や病期分類について勉強が必要に。

  • 8日目

がん治療学会で先生方が名古屋に出張してしまったので、オペは1時間程度で終わるものが1件だけ。午後に入ってまもなく病棟をウロウロしてると、たまたま会った先生に「何してるの? 今日はもう何もないから終わりでいいよ」と言われる。オペ日なのに何だこのぬるさ…www




という訳で私自身、外科で8日間も実習しててまだ1回しか滅菌ガウン着てないという奇跡的な状況なわけでして。www