陸上競技部合宿
- 開幕
いつものように富士吉田で。旅行の疲れをやや引きずりつつ中央道相模湖バス停へ… と思ったら京浜東北線が蒲田〜大森間の電気系統トラブルで運転見合わせ。これでは横浜線の出る東神奈川に行けない。京急で仲木戸まで行って東神奈川まで歩く事も出来るが、Suicaで入場してしまった以上、駅員に処理してもらわなくては出られないが、既に改札は振替乗車を希望する乗客で長蛇の列。
仕方ないので予定の高速バスに乗ることを諦め、動いている東海道線で川崎へ移動し、南武線で立川に出ることに。幸いこちらは順調で、1時間遅れで富士急ハイランドに到着し、うどん屋で昼食中の部員と合流する。
久々の富士吉田。退寮から50日しか経ってないのに恐ろしく懐かく思える。
宿泊先は、さきの夏合宿みたいに大学直営の狭くて汚い宿舎かと思ったら、畳張りの広い部屋に、宿泊者同士が交流できる開放的な共同リビングダイニングを備えた青年の家だった。どこかユースホステルに似た雰囲気を持ち、千葉県の自治体が運営しているのでリーズナブル。しかして公営旅館特有の“役人宿主”は居らず、いつも温かい対応の職員ばかり。
この1週間、宿泊先についてはアタリ続きである。
しかしながら天気は生憎様で、キャンパスの体育館を利用して筋トレ。
…… まさかあそこまで体力落ちてるとは― ＿|￣|○
つい3年前までは余裕でこなして、ヒィヒィ言ってる後輩に檄飛ばしてたのと然して変わらないメニューで酸欠になってるし。Σ(゜д゜) 寮ではネットやってるか寝てるかだったから仕方ないか。
- 中盤
天気は依然として小康状態。そして何より寒。
午前練開始時点に至っては5℃あれば御の字という世界。その上、太陽が雲に覆われ、時には小雪が舞い、富士山からの吹き下ろしが容赦なく襲ってくるというオプションが付いたりするから、もう発狂するしかないかと。（x
でここでも基礎練で疲れたりするっていう。
しかし、人間の適応能力というのはスゴイもので、筋肉痛の度合いがある一線を越えると、痛みを感じにくくなる。途中、私が400mダッシュやりたいと先輩に言った時、「気持ちは分かるが、今の状態で瞬発系やったら怪我するから筋トレしよう。何か俺が後輩いじめしてるみたいにも見えるし」と返され、あー、今の俺はマヒしてるんだなぁと気づいたりして。
- マネさん引退式
看護2年のマネージャーの先輩2人がこの合宿を以って引退するので、その送別会が練習最終日に催された。今の3年の先輩に祭好きの人が多いこと(?)もあってか、前夜にされた出し物の相談も割合積極的に進む。
結局、我々短距離パートはファイブリーグ*1をやった。2人を交互に挟むように1,3,5番目に答を知っている短距離のメンバーを配置し、間違えた時は主役の2人だけがしっかり恥をかけるようにアレンジして。（ぉ
- 打ち上げ
恒例の飲み会。当然引退する2人にはとても医療系大学とは思えないほど容赦なく飲ませる*2が、その他に一緒に飲まされる部員も少なくない。基本的には酒に強くて、いじると反応が良い奴。
……… って、めっちゃ俺じゃん。
練習で疲れていたせいもあるだろうが、初めて飲み屋でマジ寝したよ。酎ハイとは言え量飲んだので、流石に回ってしまいカラオケには出られず、酔い潰れた先輩と先に旅館に送ってもらい、一足お先に床入り。
旅館が寒くて暫く寝られなかったので携帯ラジオを取り出す。最後に聴いたのは“下級生はらいむいろ”だった気がする。次にまた寒さで目が覚めたとき、右耳から舞太とミサトンの声が…。どうやら右だけイヤホーンが外れずに2時間寝ていたようで。
- 解散
翌朝、宿の掃除、帰り支度、ミーティングを終えて解散する。富士急ハイランドに行くという人達も居たが、絶叫系はとんと苦手なのでゆかりんのライブがあるので直帰組の先輩の車に乗せてもらう。
宿を出る時、左側の電動式窓を開けてご主人に挨拶し、さて閉めようと…
ぶ〜ん… ガタンッ。
おかしいな、もう一度。ガツン。（糸冬
？
先輩の車、壊した!? Σ(゜Д゜；≡；゜д゜)
先輩「あ、そこ調子悪いんだ」
どうやら壊した訳ではなさそうだが、しかし河口湖インターまであと3km。そこまでに何とかこの窓を閉めなければ… ((((；゜Д゜)))
5分後―
110km/h
ゴォォーーーッ!! バタバタバタ…
直らなかった…＿|￣|・;∵..−＝≡○
風うるせぇ〜、左耳痛ぇ〜、そして何より同乗者の皆さんゴメンナサイ。
横浜に帰る為、相模湖バス停*3で降りる。なんか放置プレイみたいでイヤだったが、ここは先輩の「頑張ってノッてこい！」の言葉に素直に元気付けられ、相模湖駅へ向かった。
