鹿島鉄道

折角来たので周辺路線も潰しにかかります。d(´∀`*)


土浦から石岡へ移動し、5番線へ。昭和の空気を感じる待合室や、車庫から響き渡るレールバスディーゼル音。何か隣接する常磐線ホームと違う空間にいるような錯覚を受ける趣だ。
待合室にも「がんばれ!かしてつ」とか、「かしてつに乗って○○へ行こう」といった張り紙が。経営難から地元鉄道を守ろうという住民と会社の必死な訴えに、私も鉾田までの全線乗車で応えようかと。w


そこで来たのはロングシート車。「何だロングか…/(´・x・`)\」と思ったら床は板張りだし網棚は本当の“網”だし、カシテツの空気を十二分に楽しめる車両だった。下手に新型車来られるよりも、寧ろこっちの方がアタリかと。



常陸小川でドッと降り、霞ヶ関がキレイに見える辺りまで来ると、乗客数も5〜6人。時折待ち合わせる交換列車を見る度、自分がアタリ車両に乗った事を実感。
終点の鉾田で、カシテツ経営のたいやき屋に100円散財。ここでは立ち食いそばもやっているらしい。「ぬれ煎餅で存続の危機を脱した銚子鉄道に倣って」というのだろうが、あまりその効果が出ているように見えないのが心配である。


水戸へ出るべく、徒歩で臨海鉄道の新鉾田へ。両駅に挟まれるように町の中心がある為、両駅とも駅前は実に閑散としたもの。高架上の駅に上がってみるともの凄い海風。地形の関係で高い所だけ強風が吹くようで、一山越えて飛んで来た鹿島灘の砂が線路に溜っている事からも実感できる。