遂に足止め(七尾線)

温泉を出て、駅へ。
最終の七尾行き列車が定刻通り和倉温泉駅に到着。


「下り列車が遅れているため、少々止まります。」

そろそろだと思ってたよ。



結局17分遅れで発車。でも大丈夫、これに接続できるように金沢行きが出るんだから。遂にこれで俺は中部地方JR完乗へ―




七尾駅JR職員
「21:10発・普通列車金沢行きは既に発車しております。申し訳ございませんが22:30発の最終電車をご利用下さい。」




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イッペン、死ンデミル?ヽ(`Д´)ノ






ひとまず、これで富山まで行けない事は確定したので、既に予約してあった富山のホテルをキャンセルして、駅前のミスドで時間潰し。




22:15、既に入線していた最終電車に乗り込む。





22:30、発車予定時刻になっても一向に発車する気配がない。




車掌「下り列車の当駅到着を待って発車となります。その為、40分ほど遅れます。」



もう言葉も出ない。とにかく待つしかない。
何でも、七尾線内の途中駅のポイントが凍結しており、交換待ちができない為だという。
しかし、車内を回って乗客1人ひとりにこういった説明をするJR酉の体勢には感心したので、職員には紳士的に対応させて頂いた。もっとも、考えてもみれば職員は我々乗ってるだけの人間より遥かに大変なわけだし。




乗務員のアナウンス通り、40分遅れで発車。
途中、羽咋や敷浪などの主要駅では何人かの乗降客があった。彼らも40分以上寒い駅で待っていたのだろう。


敷浪を出た所で、巻き上がった雪の塊が窓に付着して外が全く見えなくなる。次の宝達では強風のため一時停車。相変わらず外は見えないが、風圧で列車が左右に揺れているのが分かる。電車に乗ってて恐怖を感じたのはいつぶりだろう。