関鉄常総線探訪

8時にパセラを出て、そのまま常磐線で取手へ。
取手駅の立ち食いうどん屋で食入して常総線1日フリーきっぷを買い、乗車。



…徹夜明けで腹がまともに動いてないせいか、微妙に胸やけがきた。orz


しかし、ここは全国でも珍しい複線非電化区間。空に遮るもののない駅以外の場所で、前方から列車が迫ってくるレアな光景を前に、胸やけなど構っていられない。
だがどうやら、理性的欲求は時として生理反応を凌駕するらしい。かなり元気になって守谷に到着。w



TXでみらい平に移動して、あの蒲鉾駅舎やら駅前の様子やらを撮影してる間に、先輩が同駅にチャリで到着。旅行を開始した。



守谷で再び常総線下りホームに立つと、なぜか待機線で快速列車が入線している。
「あれ? 下り快速は夕方にしかないはず。」
と思ったら、ダイヤ改正で午前中に2本新設され、うち1本にたまたま遭遇したという事らしい。なにしろ古い時刻表使ってるもので。(^^ゞ
その快速の発車は30分後。次の下車予定駅はこの列車の通過する大宝だったが、我々2人とも快速に乗ってみたくなる。かといってこのまま守屋で30分待っても面白くないので、一旦先行列車で水海道へ移動し、駅周辺でマターリした後、下妻までこの快速を利用する事にした。


守谷周辺は、文字通り先輩の根拠地。親戚・知人の御邸宅や通っていた自動車教習所、かつての新守谷駅の姿など、車窓から見える範囲だけでも余りあるゆかりの物を教えて頂いた。


水海道に到着。思ったより小さいよこの街。
特にする事もないので、先輩は駅そば屋で食入。私は駅前の観光マップやら雰囲気やらをチラチラ見て先輩を待ち、「寒くても敢えて駅舎内でなくホームで待つのが好き」という旅がらす的志向性の一致から、揃って早めにホームに戻って列車を待つ。



10:50、快速列車に乗り込む。発車後すぐに電光板に表示された「次は 石下」の文字を見て、改めて棚からぼた餅だなぁと実感する。
水海道以北は単線区間となり、それに伴うように沿線風景も変わる。1両編成の列車は最高速90km/hで田園地帯に長く続く直線を進み、途中駅を通過していく。


下妻で快速を見送り、次の各停が来るまで駅前をぶらり。
東口に城址公園があるというので行ってみると、単に“城の跡地に造られた公園”というだけで、何の変哲もないちょっと広めの児童公園だった。



と、その先に自治体施設らしき構えの建物が。同時に見えた道路の案内標識に「下妻市役所」の文字を確認。



下妻市役所って、あのまほろちゃんの後釜を狙うシモンちゃんの生まれた場所か!?
ゆかりの品を探しに庁舎に入ってみたかったが、列車が来てしまうので断念。




普通列車に乗り、すぐに次の大宝で下車。この挙動、東津山和倉温泉の時と似てる。w
きっとあの写真で見た、鄙びた味のある駅舎が…








…ちょっと署まで来い。・゜・(つД`)・゜・



昨年11月に立て替えられたらしい。ちなみに旧駅舎&構内はこんな感じ
先輩によれば、列車接近を示す電光掲示も、主要駅で流れる“アマリリス”の接近案内も、ここ最近までなかったと言う。TX開業や竜ヶ崎方面の人口流入による関鉄の羽振りの良さを象徴しているかのようだ。嬉しいような寂しいような。


駅から大宝八幡宮の参道へ出た所にある食堂でだんごを頂く。先輩曰く、1日フリーきっぷ提携店らしく、切符を見せたら無料で提供してくれた。
なかなか茶の進む団子で、そこにこれでもかと乗ってる餡の量が有難い。団子と餡の比率が、言うなれば栗きんとんの栗と金団くらいに。(^^ゞ
良かったので、この団子を先輩は大箱、私は小箱でテイクアウトし、店を出る。目と鼻の先の八幡宮で、先輩は国試合格、私は進級を祈り、行きとは違うルートで駅に戻る。


すると、踏切の音がして下り列車が来た。これを逃すと次まで40分以上ないが、どうせ焦っても仕方がない。40分あるなら、近くの畦道でもブラブラしてればいい。



13:27、終点の下館に到着。ここに、茨城県内の鉄道を全て乗り終えた。
タンメンがスゴイという、駅前の中華料理「むさしや」に入り、タンメンをいつもの調子で大盛で注文する。




ラーメンどんぶりに入りきってないんですが。ってか店員が料理を置いてく時当たり前のようにスープこぼしてったし。 ((((;゜Д゜)))




普通盛りにすればよかった…  それでもアブナイ量だよコレ。


半分ちょっと食したかという所で、普段から食のいい先輩がギブアップ。私も腹を揺さぶったり斜めになったりズボン緩めたりしながら、からくも自分の前にあるものは完食。先輩から送られてくる野菜を手伝いにかかったが、こちらは志なかばで挫折。




なんか隣に座ったおっちゃん、スープまで飲み干してるし。



見てる方が気持ち悪くなるってこういうの言うんだなぁと。向こうのおっちゃんはサイドメニュー頼んでるし。どうなってるんだ? 下館市民の腹は。Σ(゜Д゜;≡;゜д゜)




重い腹を抱えて上り列車に乗り、来た道を戻る。
下館で発車を待っていた取手行きは、同線内に2台しかないキハ100形ワンマンカー。2度目の棚ぼただわコレ。( ´_ゝ`)
そして、見た目こそ青いが、乗ってみれば、かつて帰省時に乗った八高線キハ35の面影がぎっしり。同乗者に必死系な撮り鉄クンがいたので、私も負けじとパシャリパシャリ。w



次は、さんまる氏からプッシュのあった騰波ノ江で途中下車の予定…




2人とも爆睡っていう…



実際には「発車直前に2人とも目を覚ましたが諦めた」というのが正しい。まぁ試験前の人と徹夜明けの人が、ぶらぶら歩いた後にメシ食って昼下がりの列車に乗ればこうなるわな。



何とか生き返って下車した駅は…






気にしないで下さい。別にこれを撮る為だけに先輩に降りてもらったりしてません。(滝汗




折角なので漏れも、本家みたいに並べてみる。




( ´_ゝ`)( ´_ゝ`)( ´_ゝ`)




気にしないで下さい。




20分後の列車で守谷へ来て、先輩と別れてTXで帰路へ。


しかしなんでTXは秋葉原発着なんだろう…





おかげで散財しちゃったじゃないか。(ぉ