3日―聖の高みへ

高松市内のネットカフェを出て、城跡を軽く回った後、栗林公園へ。
朝だというのに強い日差しで頭が痛くなりかけたが、この景色を見せられては痛みも忘れるというもの。



いわゆる日本三大庭園には全部行った事があるが、正直これはそれらより上ではないかと。


ここから琴電に乗り、滝宮神社参拝の為に滝宮で途中下車した後、琴平へ。



荷物をロッカーに入れ、こんぴらさまの長い石段を上る前に腹ごしらえと、駅前の讃岐うどん屋に入ったが、ここがとんでもないハズレだった。大して美味しくもないのに値段だけは高い―
食事処なんて参詣道の沢山あるのだから、焦らずにそこへ行けばよかった。




何にせよ、汗で奪われた塩分を程よく摂取した所で、石段に挑む。






150段くらい上ったところで、声を上げながら私の前に立ちはだかる人影が。一体何事だ…










昨日かずら橋で一緒だったオバチャン達が上から降りてきたよ。www





こんな偶然ってあるものなんだね。とはいえ思えば一昨年、北海道のふるさと銀河線の乗った時も似たような事があったっけ。w



途中、疲労困憊で引き返したいと漏らしている人を何人か追い越しながら、麓から785段を上って本宮に到着。
合掌し、この高台からの眺めをひとしきり堪能した後、「せっかくここまで来たのだから」ともう一踏ん張りして奥社まで更に上ることにする。


ここから先へはより一層健脚自慢の人がやってくるせいかみんな足取りが速いので、本宮までのようにスイスイと人を追い越すような事はせずに周りと同調して上っていく。
もっとも、大門をくぐってからは聖域であるが故に自販機等が一切なく、ここであまり頑張ると飲み水が底をつきそうだという危機感もあっての事だったのだが。(^^;



奥社では御守りを購入。麓から1368段を上ってきて手にした御守りなだけに、何となく御利益がありそうな気がする。w



この日は流石に歩き疲れたので、早めに岡山の宿に入る。