房総半島横断×2

昨日の行程案通りに先輩と旅行。



と、いきなり五井で降りる時に内房線の列車内にカメラケースを忘れるという失態。まぁ本体でなくて良かったと思うしかない。orz


生活利用者の多くがが上総牛久で降り、観光利用者の多くが養老渓谷で降りて、その先はゆったり…  と思ったところが、終点の上総中野駅まで結構な人が残った。まぁ1日5本しかない終点まで行く列車だし、そりゃみんなここに合わせて来るよな。
そうこうしているうちに、我々が乗り継ぐ予定のいすみ鉄道の列車が同様に多くの客を乗せたまま大原から到着し、峠の麓の小さな駅が俄かに賑わう。


写真左の小湊鉄道から右のいすみ鉄道に乗換え、外房沿岸へと下っていくと、早速沿線の随所に菜の花が見られる。ここ大多喜町周辺の菜の花はこれからが見頃のようで、沿線には花畑越しに写真を構える人が、それこそ“さよなら運転”ですらあんなに居るかという程の数存在する。
そして驚く事に、そのうち女性が占める割合が大変高い。若い女性からオバチャンまで、平気な顔してデジタル一眼とか操ってる。しかも明らかに「花畑」ではなく「花畑を貫く列車」を撮っている。


…“鉄子さん”って最近増えてるのかな?w



大原で乗換時間があったので近くをブラブラしていたら、1軒の酒造所を見つけ、試しに訊いてみたら試飲させてもらえるというので有難く頂いた。原酒と火入れ後、双方を飲ませてもらったが、先輩は前者・私は後者と好みが分かれた。



昼から酒を呷ったところで、安房鴨川へと南下。
海鮮物が食べたいと思い駅前の観光案内所でもらった地図を頼りに探したものの、満足行く店がなかったので、たまたま見つけた地図に載ってない店に入ったら、そこの板前がおおらかさと職人気質をバランス良く持ち合わせてそうな人で、アタリだった。先週の西伊豆に続き、意外な所で良い物に出会った。



店を出て、久留里方面へのバス乗り場を向かっていると…

ちょwwwチーバくんwww
どうみても千葉県の形してるし、絶妙にゆるい感じだし、実は初めて見たんだけどこれは完成度高いわ。www



バスで久留里線上総亀山駅の最寄である藤林大橋まで上ると、停留所の目の前にあからさまな「足湯⇒」の看板が。誘われるように行ってみると、亀山湖畔のホテルの脇に無料開放された足湯があった。
正直なところ施設自体は場末な感じだが、濃い茶褐色をした源泉のかけ流しで、足を入れて擦り合わせても摩擦力をあまり感じないタイプの泉質。10分も入るとちょうどいい感じになった。