糟屋宿〜伊勢原宿


道なりに行って突き当たりを右折すると糟屋宿の通り。



下糟屋交差点でR246を横切り、東海大学病院のすぐ横を掠め、



咳止地蔵に至る。
かつては往還本道と、先程番犬に吠えられた道の延長に当たる支道が合流し、秦野方面と大山方面へ分岐してそれぞれ別の橋で渋田川を渡る四辻になっていたようだが、現在は支道と大山方面への橋が廃止されている。


私は秦野方面に向かうので、現存する市米橋を渡って先へ進む。



2度ほど鍵形に曲がった後、ダラダラとした上りを経て伊勢原高校前を過ぎ、ゆっくり下ると、田村通り大山道との交点である伊勢原宿に出る。
田村通り大山道は、大山と江ノ島・鎌倉を結ぶ最短経路として江戸町人に人気の観光ルートであったといい、宿場町は往還より寧ろ田村通り大山道に沿って展開していたそうな。今では都市化で区別が付きにくくなっているが。


日が暮れたので、善波峠の麓まで歩を進めて終了。