長崎街道 大村宿〜永昌宿
大村宿 | 10:30 | |
岩松駅前 | 11:20 | 4825歩 |
鈴田一里塚 | 11:35 | 6090歩 |
駕籠立場跡 | 12:15 | 9628歩 |
藩境石 | 12:23 | 9972歩 |
破籠井一里塚 | 13:01 | 12812歩 |
永昌宿 | 13:30 | 15178歩 |
大村宿跡の商店街から、3里先の諫早・永昌宿まで、鈴田峠越えの道へ。
長崎医療センターのすぐ東を掠めて、小さな谷を越え、写真左上に向かう道へ続く。
谷を越えた先から振り返る。左上方に見えるのが長崎医療センター。
岩松駅前を過ぎ、川を渡った先が鈴田集落。その中に一里塚跡がある。
峠の先に破籠井一里塚跡があり、歩行距離を計算するのに貴重な目印となる。
鈴田交差点で国道34号線を渡り、間もなく上り坂が始まる。
坂の中腹より、遠く多良岳を望む。
数十メートルの石畳区間。時代が下ってからの復元だが、往時に思いを馳せ、風情を感じる。
未舗装道に入って思う事は、他の旧街道に比べて道幅が広い事。別に後世になって人為的に拡張工事を施された様子もなく、かと言って放置されるでもなく、昔のまま綺麗に整備・保存している感じで非常に好感度が高い。
「藩境駕籠立場跡」という、いかにも有志の手作りといった案内が。
峠のサミットははっきりせず、立場跡の辺りを最高点にだらだらと下り始める。
下ってまもなく見える大村・諫早藩境石。現在でも両市の境になっている。
大村側と諫早側の案内板
道は諫早方面へ下っていく。
諫早市に入った途端、竹林が現れた。西国街道の東広島・竹原市境を彷彿とさせる。
舗装道に出て数分、破籠井一里塚跡から振り返る。左の木立がわりごい茶屋。
諫早の街が近付くに連れ、景色は賑わいを増し、大村を出てからちょうど3時間で永昌宿跡に到着。
筑前六宿を回った時もそうだったが、この長崎街道はの沿道自治体は、残すべきものを残すべき形で守っていると感じられる場所が所々見られて快かった。