往路
急行「能登」で富山へ。ムーンライトえちごは満席に近かったがこちらはガラガラで、高崎から2席・長岡から4席を占拠して快適に寝させて頂いた。
富山市内の歩道。ただ、うっかり安心して右側を歩いていると、平気で自転車が歩行者ゾーンを突進してくる。
開業した新線は取りこぼしなく行きたいところ。県庁前から地鉄環状線に乗車し、車窓に富山城を見たりしながら、あっというまに終了。
まぁ、門司港なんてちょっとやそっとじゃ行けない所に1本できちゃったんで、これ事態で完乗防衛できた訳ではないのだが…
富山駅前7:29着。ここからイチかバチか富山駅のロータリーとコンコースを猛ダッシュで横切ったら、7:32発の福井行きに乗車できた。いや〜、陸上やってて良かった。
すぐ20分後に次の列車が来るのに、ここでこれだけ必死になったのは、これに乗ると高岡で氷見線の列車が捕まえられるから。と言っても1駅目の越中中川で降りるのだが、ここまで歩いたりバスに乗ったりする時間を考えると地味に有難い。
越中中川駅から徒歩2分。「true tears」に出てくるお好み焼きや「あいちゃん」のモデル、HACHI-HACHI。朝早すぎてやってないので、外観だけ見て撤収。高岡駅までは古城公園を突っ切り、高岡大仏を見物しながら徒歩で戻る。
城端線の発射時刻まで少しあるので、駅で朝飯。
日本の東西文化の境界が関ヶ原にあるのは有名だが、日本海側のそれは富山と高岡の間の呉羽丘陵と言われている。それを検証すべく、高岡駅のそば屋ででかけうどんを注文してみたら、スープの色も味も、関東風と関西風の中間よりやや西寄りというあまりに期待通りの代物が登場し、ちょっと可笑しかった。
7:56発の城端行きで南下する。
「true tears」探訪@城端
城端駅にとーつき。
「CANAAN」や「Angel Beats!」はP.A.WORKSの作品だから良いとして、なぜか「おねてぃ」「らき☆すた」のグッズも交じってる。
観光案内所で自転車を借り、街へ。電動式で1時間200円・4時間500円と良心的だ。
駅前から軽快に南下し、早速飛び込んでくるのはAコープなんとセフレ。なんと=南砺、セフレ=セーフティフレッシュ なのだが、そうと知ってはいてもやはり「なんと!?」と言わざるを得ない店名である。(x
ここから国道沿いまで東に向かう。セフレから善徳寺前交差点まで400m程の上り坂区間にも、通学路の背景が複数あるそうだが、何せこのアニメはON AIRで見て以来ご無沙汰なので、見てもピンと来ない。
交差点に出てビックリ。町並みが実に美しい。
まぁ若干観光用に飾られた感は無くもないが、その中にもしっかり年代を感じさせる建造物がそこかしこにあって、思わず青信号の合間を縫って交差点の真ん中に出ながら東西南北の4枚を写真に納めた。ここでは中でも雰囲気のある北側と西側を掲載。
この辺りから聖地巡礼者というより寧ろ、宿場とか武家屋敷とかの町並み好きとしての血が騒ぎ始める。w
交差点から国道を南側に向かってすぐ、商店の葦簾にデカデカと掲げられた、むぎや祭のアニメコラボポスター。来月初頭の開催だそうで、駅から中心街に至るまでの複数の民家や商店に貼られている。
南砺市城端支所(旧城端町役場)に隣接するじょうはな座。中村勘三郎とか、結構な役者さんも公演に来たりするらしい。
ここで主要4キャラの特別住民票を発行してもらえるので早速回収。
国道を挟んだ斜向かいに、P.A.WORKSが入居している南砺市起業家支援センターがある。
深夜帯ながら視聴率4.7%・主題歌CD初動8万枚を叩き出したあの作品も、ここで製作された訳だ。
更にその隣にある民家が石動家のモデル。
立派な佇まいだが、実は公営住宅。景観整備に対する行政の尽力が伺える。
城端中学校まで行ってターン。帰りは国道より1本西側の裏道を善徳寺まで。
先程のむぎや祭のポスターの背景に使われてた場所が、善徳寺の南側の裏道だった。
離合困難な程狭い場所があるので、端から一方通行になっていたりする。
そこから駅方向に振り返った所。善徳寺の手前に見えるこれまた立派な建物が公民館で、作中で眞一郎が踊りの練習をしていた場所だ。
ひとしきり満足― というか予期せずかなり興奮したところで、白川郷行きのバスの時間が迫ってきたので、自転車を返しに駅へ戻る。ここから荻町合掌集落まではバスで70分。
「ひぐらしのなく頃に」探訪@白川郷
城端を出た時は観光客や地元の人が結構乗っていたが、同じく合掌造りで有名な五箇山の菅沼集落までに全員下車してしまい、そこからは私1人だけを乗せたまま定刻で白川郷荻町集落に到着した。
ここでもレンタサイクルを利用したが、盆明けの平日だというのにかなりの数の観光客がいて不用意にスピードを出せない。まぁ時間はあるのでゆっくり行こう。
早速、古手神社白川八幡宮へ。
ちょwww
これは鷲宮といい勝負だなw
以上3つは20〜30mの範囲に固まっているので、割とサクッと見られる。ちなみに坂を上がってくる4人組も巡礼者w
タイトル背景。梨花ちゃまお気に入りの場所から見るからこうなるのであって、一般的には集落全体が見渡せる、いま1つ東側の展望台を利用する。
綿流しの川原。庄川本流に架かる人道橋・であい橋の真下付近にある。高速バス発着所がこれを渡った先にあるので、自転車を返してここを渡り、高山行きのバスに乗り込む。