11年目の追悼式

毎年「リアルタイム中継を見よう」と思いつつ、夜型人間ゆえ、とても5:46には起きられないという。今年もご多聞に漏れず…(^^ゞ


この年の夏に父と鹿児島めざして鈍行乗り継ぎ旅行に出た際、大垣夜行で寝られなかったツケから眠気絶頂で乗っていた新快速から見えた街の様子が衝撃的で、芦屋〜西明石だけは取り憑かれたように起きていたのを覚えている。


被災者が実際生活している風景や音が、110km/hの車窓に次々に現れては後ろに流れていく。
「テレビで見てたものは幻想ではないんだ」
11歳の子供心ながら、そう思った。



一昨年に『阪神淡路から10年』を目前にして起きた中越地震、その被災者が仮設住宅で越す2度目の冬は未曾有の豪雪となった。“天”ってのは意外と意地悪なものかもしれない。
「がんばろう!KOBE」から11年、復興を果たした神戸の街や人に畏敬の念を抱きながら、改めて「がんばれ、新潟!」と言いたい。