近鉄最終日―これはいいゆいにゃんです

今里→河内山本→信貴山口→高安山伊賀神戸伊賀上野→伊勢中川→伊勢市→伊勢若松→平田町→近鉄四日市→内部→西日野→湯ノ山温泉→近鉄名古屋

榛原で雪降ってたのに、峠越えて名張に来てみれば快晴っていう―


まぁ沿線風景が特別美しいわけでもないこの日の高まり所は、何といっても伊賀神戸〜伊勢中川なわけで。


伊賀上野まで単振動して宇治山田行き急行で伊賀神戸を後にする。
まもなくウォークマン起動、次の「青山町」到着前に友永朱音タソの曲をかける。まぁここは分かる人だけ(・∀・) ニケヤしてくれ。w
更に2つ先の西青山駅を過ぎてすぐに伊賀・伊勢国境のトンネルに入るわけだが…



なんだあのクオリティの高い駅は!?


高架駅の下に道が1本通っているだけで、周りは山ばかり。駅前に、民家はおろか作業所すら見当たらない。JRや三セクのローカルでも滅多にないクラスの秘境駅が、大手私鉄の、しかも大阪市街から30分毎に直通列車が来る所に存在するとは…



トンネルを抜けて最初の「東青山」に停車した。ここで再びウォークマンを握り、スタンバイの体勢に入る。



扉が閉まり、列車が発車する。




「次は〜、榊原温泉口です。」




ハァ━━━━━━━;´Д`━━━━━━━ン




HONEY」発動。(ノ∀`)



そのまま適当に聴き続けていたら、ちょうど「魔法の宝石箱」のサビの所で駅に到着。特急停車駅だけあって、山間部ながら利用者が多い。その乗降客に向かって推しジャンプしたくなる衝動をグッと堪えてゆいにゃんボイスを耳に送り込みながら「榊原温泉口」の駅名標を改めて凝視。
発車後、少し落ち着いた所で車窓の空を見上げ、旅情緒を感じながら「Traveling」を再生。



賢島まで行きたかったが時間がないので伊勢市で引き返し*1、比較的乗りにくい鈴鹿四日市方面の盲腸線へ。



内部・八王寺線を終えて四日市に戻り、湯ノ山温泉口まで行った帰りの電車で、ことは起こった。


そこは真夜中の上り列車。いつまで経っても人が乗って来ないので、有難くロングシートに横にならせてもらう。


途中、菰野などの主要駅を過ぎても、依然として人が乗って来ない。
まぁあちこちローカル乗り回っていれば、乗客が自分だけだった経験など掃いて捨てる程しているが、大概は乗務員室開放型の1両編成とかで運転席から丸見えなので、あまり変な行動は取れなかった。
しかし、ここは大手私鉄。4両編成で運転室にはカーテンがかかっており、自分が乗っているのは3両目。ワンマン運転のため車掌はいない。




打つしかねぇ!(ぉ



外は暗闇なので、列車の窓ガラスの反射で、自らのヲタ芸のフォームまでチェックできたわ。( ´_ゝ`)
単線なので、途中駅で行われる列車行き違いの時など、座席に寝転んで身を隠しながら手だけを上に挙げ、反対列車に向かってブリッジとかね。(爆


結局、終点・四日市の1つ手前で男性が1人乗ってくるまでこの状態は続いた。



最終の急行で名古屋に降り、近鉄旅行終了。金山駅前のカプセルホテルに入る。

*1:既に伊勢市五十鈴川は、さきの神宮内宮参拝時に乗車済の為、まだ乗っていないのはのは五十鈴川以南。