二子宿〜鷺沼

田園都市線二子新地駅で降り、二子の渡し入口を14:00にスタート。


二子宿の通り



府中街道との交点とその道標。府中街道側には「高幡不動尊道」とある。
府中街道は、東海道川崎宿から中原街道小杉宿・大山街道二子宿・津久井道登戸宿といった主要街道の宿場を横切りながら、甲州街道に繋がっていた道で、現在のJR南武線にほぼ並行している。



二子宿内のお茶屋さん。宿内にはこのような構造物が多々あり、旧宿場町の風情を残す努力がなされている。



二子橋からずっと平坦だった道筋に突如現れる「ねもじり坂」。
二子橋からここまでの旧街道はそれと分かる柄の舗装がされているが、ここでそれに従って歩いていると1本西側の迂回路に入ってしまう。ただ、分岐点に案内板があるので、注意していれば問題ない。



よくみると、道の両側が下がっている。このようにキツい坂の先が尾根道になっているのは、歴史の古い道によくあるスタイルだ。
梶ヶ谷交差点でR246を斜めに横切り、宮崎団地に入っていく。



宮崎団地前交差点で、左に滑らかに下っていく優先道路と、直進方向だが先が見えないほどの急坂になっている非優先道路に分かれるが、地図を見ずにとりあえず後者を選択したら、それが正解の庚申坂。何本か古道を歩いていると、段々変な勘が備わってくる。w


サンクス川崎宮前平店の所を左に曲がり、急な八幡坂を下ると宮前平駅前に出る。改札とバスターミナルに挟まれた、正に駅前だ。


線路と尻手黒川道路をまとめて横切ると、すぐに小台坂に差し掛かる。
先程急坂を下りたばかりなのに間髪入れず上り坂とか、どうにかならなかったものかと思うが、それが古道という物であり、古道の面白さでもあろう。
尤も、これを幹線道路として使わざるを得なかった昔の人は「面白さ」などと言ってられなかっただろうが。


小台公園の脇を右斜めに進んで緩やかに下り、15:07、鷺沼駅前に出る。
二子から7442歩、腹が減ったので、ちょうど旧街道上にあっらCoCo壱で食入。