芦原温泉郷

R駅前の観光案内所「おしえる座ぁ」で湯めぐり手形を購入し、16:40のバスで4km離れた温泉街へ。つい先程まで青空が見えてたのに、バスに乗った直後に雪が降り始めた。ここへ来る途中も、虎姫から南条辺りまではフツーに降ってたし、考えてみればあの晴れ間は凄くラッキーだった。
湯めぐり手形は、1800円で協賛するホテルのうち3ヶ所に外来入浴できるというリーズナブルな物だが、18〜21時の間しか使えないので結構駆け足で巡る事になる。

  • 1ヶ所目…まつや千千

内湯が広い上、洗い場の数も多く、他の利用客との間合いが保てる。
露天は広めの岩風呂の他、寝湯5床と、ぬる目の五右衛門風呂2基を備えている。メインの岩風呂の一部は四阿屋根が欠けた所まで張り出しており、星空の真下あるいは雪の中の入浴が楽しめ、かなり好感度は高い。

  • 2ヶ所目…美松

まず、脱衣所と浴場の中間室がボイラー臭い時点で、一抹の不安がよぎる。
中に入ってみても、内湯を覆う自慢のガラス張りアーチは、その形状が故か湯煙が充満し、夜空はおろか5〜6歩先を確かめるのがやっとな状況。
露天風呂はガラスドームの外側に申し訳程度に掘られており、何ともいえない圧迫感がある。
じゃらん」の評判を見て行ったのだが、これは完全にハズレだった。

  • (八木…この時外来入浴受け入れ中止)
  • (開花亭…この時外来入浴受け入れ中止)
  • 3ヶ所目…長谷川

脱衣所がやや狭いが、アメニティコーナーの洒落た電灯と三面鏡が目を惹く。ちなみにこの電灯はスイッチを入れても点灯しない。
内湯は、空間の四辺にシャワーと湯船が配置され、中央がガランと空いている、一昔前の中型旅館特有のレイアウト。
露天風呂も決して広くはないが、長方形の形状が奏し、建物と逆側を向いて3〜4人入ってもそこまで圧迫感はない。


3ヶ所目で土産を買い込み、あわら湯のまち駅から電車に乗り、福井駅前で泊。